リボンとローレル（月桂樹）ガーランドのグラビュールビスケットジャー - アンティーク&モダンフランスイギリスヨーロッパキッチン雑貨

ホーム > Antique アンティーク > Glass ガラス（アンティーク）
ホーム > Antique アンティーク > Glass ガラス（アンティーク）

リボンとローレル（月桂樹）ガーランドのグラビュールビスケットジャー

フランス。ルイ16世模様の素敵なガラスのビスケットジャーをご紹介します。

透明度の高いガラスに、リボンと、実をつけたローレルガーランド（月桂樹の葉綱）が、流れるように彫り描かれ（グラビュール）、フタ、ハンドルの金属部分にはリボンをふわりとクロスさせて巻き付けたような装飾、クロスリボンが施されています。
よく見ると、ツマミには薔薇（ローズ）の装飾も。

目立つものではありませんが、ボディ側面にキズがあります。写真にて、ご確認くださいね。

午後のティータイムに、素朴に焼き上げた甘いビスケットが入れられていたのでしょう。
遠い昔の優雅な雰囲気を感じさせてくれる、美しいビスケットジャーです。

■ 生産国 ■	フランス
■ 年　代 ■	1900年初頭
■ サイズ ■	直径13.8cm×高さ18.5cm（ハンドル含む：22.2cm）　重さ585g


サイズ参考（卵：Ｍ玉）　　表と裏です。

真鍮のフタ。金属部分は、もともと銀色のメッキが施されていたようですが、ヘアライン状の細かなキズが見られることから、よく磨いたり洗ったりしていたのでしょう。摩耗して剥がれたようです。ぐるりとクロスリボンの装飾が施されています。	ツマミ部分の装飾。とっても小さな細工で肉眼では解りづらいですが、ローズと葉が交互に連なるように入れられています。

フタを開けてみました。ボディ内側はキズもなく、キレイです。

底にはスターカットが彫られています。底のフチ周りにテーブルとの摩擦による小キズがあります。フタの裏には、ネジを閉めようとしてドライバーを滑らせてしまったような、長さ2.5cmくらいのキズ（矢印部分）が。

口側面、ハンドルにもクロスリボンが施されています。凹部分など、ところどころに黒ずみが表われ、アンティークの良い趣きとなっています。

○で囲んだ部分にキズがあります。	全体的に気泡は少なめです。○で囲んだ気泡が一番大きなもの。

リボンから側面へと、流れるようにローレルガーランドが彫られています。ローレルには小さな実も。ガラスは少しゆらゆらとしていて、良い味わい。混入物は見られません。よーく見ると、ちらほらと小キズはあるようです。